メロディ・ガルドー、全編ピアノとのデュオによる新作リリース決定&パリの美術館で撮影されたMVも公開

Photo by Franco P Tettamanti

メロディ・ガルドーが、約2年ぶりとなる新作『オントレ・ウー・ドゥ』を5月20日にデッカ・レコードからリリースされることが決定。あわせて、先行シングル「ディス・フーリッシュ・ハート・クッド・ラヴ・ユー」の配信がスタートするとともに、同曲の最新ミュージック・ビデオも公開されている。

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2020年にリリースした前作『サンセット・イン・ザ・ブルー』は、デビュー当時を思わせるゴージャスなアレンジやスティングとの共演が反響を呼んだメロディ・ガルドー。日本でのスティングとのTV出演も大きな話題となった。

ピアノやギターなどを操るメロディだが、本作ではヴォーカルに専念。ブラジル音楽を代表するギタリスト/作曲家バーデン・パウエルの息子であるピアニストのフィリップ・バーデン・パウエルとの全編デュオによるインティメイトな作品となっている。全編ピアノとのデュオによるアルバムはキャリア初の試みだ。

新曲を中心に、映画『男と女』でピエール・バルーが歌った「あらがえないもの」や、フィリップの父バーデン・パウエルの名曲「プレリュードのサンバ」なども収録している。

本作について、メロディは「この作品を短い言葉で表現するとすれば、深い詩と強いメロディについての愛を持つ2人のダンス、という感じかしらね。タイトルの『オントレ・ウー・ドゥ』(Entre eux Deux)は2人の間でという意味で、今回の音楽をよく表現できていると思う。お互いについて深く掘り下げた世界がここには広がっているの。聴く人にもそれが伝わると嬉しいわ」と話す。

また、本作のパートナーとなったフィリップは「このレコードは、ピアニストや作曲家が夢見る最も素晴らしい贈り物のようなものです。現代の偉大なアーティストの1人とデュオで作曲し演奏することは、私がこれまで経験した中で最も素晴らしい音楽体験でした。メロディの愛、信頼、指導、私の中のベストを引き出してくれたこと、そしてこの美しいレコードを作るためのたゆまぬ努力に対して深く感謝しています」とコメントしている。

ミュージック・ビデオは、パリのロダン美術館で撮影されたもの。パリ・オペラ座バレエ団のエトワールとして活躍した世界的なダンサー、マリ=アニエス・ジロと、同団の現役エトワールであるジェルマン・ルーヴェをフィーチャー。

イッセイ ミヤケの衣装を身にまとい、美術館の壁面から差し込む陽光の中を颯爽と歩く二人の姿は、愛が逃げ出すような、はかない瞬間の感覚を表現。楽曲の持つ美しさを最大限に引き出した仕上がりとなっている。

■商品情報

メロディ・ガルドー&フィリップ・バーデン・パウエル

『オントレ・ウー・ドゥ』

2022年5月20日(金) 世界同時発売 

UCCM-1268 SHM-CD ¥2,860(tax in)

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