宮城・富谷市の自治体職員研修施設も屋上の貯水槽が壊れるなどの被害

宮城県富谷市にある自治体職員向けの研修施設も、屋上の貯水槽が壊れるなど被害を受けています。

富谷市成田にある東北自治総合研修センターは、東北6県の自治体職員らの研修施設です。

教室や講堂、図書室などがある研修棟や、250室の部屋を備えた宿泊棟があります。 16日の地震で屋上の貯水槽が壊れ、施設内の断水が続いています。

他にも教室に並べられていた大型のキャビネットが床に倒れたり、図書室の配管が壊れて水が漏れ、本が濡れるといった被害も出ています。

一方で、センターで実施される宮城県の新任職員向けの研修が1カ月後に迫っています。

県公務研修所小松直子所長「2023年度の2週目くらいから新任職員の研修が始まりますので、それに支障のないような形で準備を進めたい」

3月中に水が使えるように応急工事を行うなど、新任職員を迎える準備を急ぎたいということです。

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