産前産後の子育て支援を行うNPO法人「はっぴーはーと」(青木貴子代表)は4月から、生後8週未満を中心とした5カ月までの子どもを預かる事業を開始する。これに向け24日まで、事業資金などをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で募っている。
同法人は昨年11月、開業助産師の青木代表(48)ら有志によって設立。上越市高土町1の「空き家BASE」を会場に、相談受け付け、各種体験や教室などを実施している。
今回の事業は体調不良やストレスを抱える産後の母親に寄り添い、心身ともにリラックス・リフレッシュしてもらう目的。経験豊富な保育士、看護師、助産師が事業に携わり、予約制で1時間から子どもを預かる。料金は1時間2000円、初回時のみ1500円で利用できる。
クラウドファンディングの目標額は150万円。18日時点で116人から約96万円の寄付が集まっている。目標額に満たない場合でも事業を実行。支援額に応じて参加無料券やハンドメイドグッズなどの返礼品を贈る。
青木代表は「(事業を通じ)不安な思いを抱える母親の力になれたら。実家に赤ちゃんを預ける気持ちで、気軽に利用してほしい」と話している。
問い合わせは同法人(電080・5758・8393)へ。
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