「いっしょに学ぶ いっしょに笑う」難しさと意義を問う。「世界ダウン症の日」にTVhがドキュメンタリー放送

TVhテレビ北海道では3月21日に、ザ・ドキュメンタリー「いっしょに学ぶ いっしょに笑う」(午後2:55、北海道ローカル)を放送する。北海道・札幌に住むダウン症の少年の高校生活と、母親の奮闘に密着する。語りは奥山佳恵が担当する。

ダウン症の息子を育てる札幌の青野さんは、「障がいがあっても普通学級に通えることが知られていない現状を変えたい」と市民団体などで情報発信や就学相談を行っている。息子は小・中学校では普通学級に通い、友だちにも恵まれ、充実した学校生活を送ってきた。進学の際も普通高校に行くことを望み、6度目の受験で市内定時制高校に入学。同番組では、青野さんの活動や息子の高校生活に密着し、障がいがありながら普通学級へ通うことの難しさと、その意義を問う。

【ディレクター コメント】
「障がいという言葉にはどうしても暗いイメージがありますが、青野親子の明るく前向きな魅力が伝わるよう制作しました。放送日の3月21日は世界ダウン症の日。全くの偶然ではありますが、この日に放送できることをうれしく思います」

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