大学に「低学年向けのキャリア支援」を 1・2年生の9割以上が希望 ビズリーチ調査

Visionalグループの株式会社ビズリーチが運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、同サイトに登録する大学1・2年生を対象に、所属大学のキャリア支援に関する調査を実施した。(調査期間:2022年1月25日~2月1日、有効回答数:188)

調査によると、大学1・2年生の6割以上が「コロナ禍で思い描いていた大学生活を送れていない」と回答し、大学への通学状況は「週1回以下」が約半数だった。この状況を受け、8割以上が「大学1・2年生から将来のキャリアを考えようという意識は高まった」と回答し、その理由として、「コロナでさまざまな業界が影響を受けるなか、将来を考えようという意識が高まった」「対面の交流がないため内省する時間が増えた」などの声があがった。

さらに、9割以上が「所属大学に大学1・2年生向けのキャリア支援をさらに強化してほしい」と回答。具体的な希望のなかには、「学生時代の活動を、社会のなかでどのように活用できるか知りたい」「自分なりのキャリアを歩むためのサポートをしてほしい」などの意見があり、大学に大学生活と将来を関連づけて考えられるような支援を求めていることがうかがえる。

ビズリーチ・キャンパスでは、立教大学で初となる、大学1・2年生限定のキャリア支援講座(「卒業生から学ぶ!キャリアインタビュー」)を2021年12月に実施し、幅広い業種や職種のロールモデルを提示する取り組みを支援した。今後も、低学年からのキャリア形成支援を強化し、学生たちが期待と覚悟を持ってファーストキャリアを選択できるよう支援していく。

参考:

【株式会社ビズリーチ】大学1・2年生の9割「低学年からのキャリア支援」を大学に希望 コロナ禍で思い描いた大学生活を送れず、8割が「キャリアへの意識高まる」

© 大学ジャーナルオンライン