音楽で反戦訴え ロシア軍のウクライナ侵攻反対、21日に那覇でピースライブ

 ロシア軍のウクライナ侵攻に反対する「NO WAR ピースライブ沖縄」が21日正午から午後6時まで、沖縄県那覇市安里のさいおんスクエア前広場で開かれる。スピーチや音楽ライブを行い、戦争や暴力に反対するメッセージを発信する。 

 18日、県庁記者クラブで会見を開いた実行委員会メンバーの石垣綾音さんは「音楽を楽しめる平和な状態を望んでいる。被害を受ける人々の側に立ちたい」と語った。

 県内在住のウクライナ人や映画監督の仲村颯悟さんら約10人のスピーチや、マルチーズロックのもりとさんら10組の音楽ライブを予定。ウクライナで苦しい状況に置かれる人々を支援するための募金活動も行う。

 実行委の島袋寛之代表は「沖縄の人々は生活の中で平和や軍事の問題に直面し続けており、それらを考える機会が多い」と意義を語った。問い合わせは共催団体の224音楽祭実行委員会0224okinawa@gmail.com (狩俣悠喜)

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