平戸市、西海市、新上五島町、佐世保市宇久地区の自慢の地元食材を使った、新しいご当地グルメがそれぞれ完成した。各地元の飲食店や旅館で20日から一斉に提供する。
メニューと取扱店・旅館数は▽平戸ジビエ南蛮カレー(4店)▽西海シマアジ旨造り膳(4店)▽新上五島生マグロ刺身皿(7店)▽宇久島鯛めし(どんぶり鯛めし2店、しゃぶしゃぶ鯛めし4旅館)。
新型コロナウイルス禍で減少した観光客を再び呼び込もうと、県観光連盟が企画。全国新ご当地グルメの提唱者、ヒロ中田さん(61)をプロデューサーに迎え、店や旅館と共同開発した。盛り付けや提供方法もアイデアを一ひねり。食べ比べや数種の調味料でいろんな楽しみ方ができる。
同連盟は18日、長崎市内で合同発表会を開き、関係者約40人が参加。中田さんは「長崎県は食材の宝庫。残る17市町にも新しいグルメを作りたい」と話した。