【新型コロナ】横浜市で1774人感染 3回接種後の80代女性が死亡

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は20日、新たに1人の死亡と、10歳未満~90代の男女1774人の感染が確認されたと発表した。中等症2人、軽症1662人、無症状21人で、89人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなったのは港北区の80代女性で、クラスター(感染者集団)が発生した「ふれあい鶴見ホスピタル」(同市鶴見区)の入院患者だった。1月27日に他疾患で入院。3月6日にせきの症状を訴えて検査を受けた結果、翌7日に陽性が判明した。その後、症状が悪化し17日に死亡が確認された。基礎疾患があり、3回目のワクチン接種を終えていたという。

 新規感染者の年代別内訳は、10歳未満が342人で最多。40代294人、10代289人、30代281人、20代220人、50代168人、60代93人、70代49人、80代26人、90代以上11人で、1人が調査中となっている。

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