砂の造形と春の花共演 宮崎市、来月3日まで

砂の造形と花々が来場者を楽しませている「サンドフラワーフェスタ」

 砂の造形と満開の花々を楽しめる「サンドフラワーフェスタ」は、宮崎市新別府町のみやざき臨海公園サンビーチ一ツ葉南ビーチで開いている。テーマは「春の訪れ」。約4万本の花々に囲まれた砂像が来場者を楽しませている。4月3日まで。
 会場には砂像彫刻家松木由子さん=高知県=が手掛けた、春を告げる妖精をモチーフにした高さ約3メートルの大作を中心に、同市の宮崎大の学生や佐土原高生が制作したクマやヒツジなど動物の砂像計11基を配置。ビオラやキンギョソウなど約40品種が華やいだ雰囲気を演出している。家族3人で訪れた同市の西池小2年石山遥貴君(8)は「花もきれいで像には迫力があった。こんなに大きい像をどうやって造っているのか不思議に感じた」と話していた。
 期間中は無料の砂像制作体験もある。同公園管理事務所(電話)0985(62)2665。

© 株式会社宮崎日日新聞社