「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」高城れに、自分たちを振り返り“赤面”!

都内で開催中の『TBSドキュメンタリー映画祭 2022』で3月20日(日)、ドキュメンタリー映画『ももいろクローバーZ 〜アイドルの向こう側〜』が上映され、ももいろクローバーZの高城れに、酒井祐輔監督が登壇した。

メンバーや関係者のインタビューを通じて、ももいろクローバーZの可能性と未来を見つめるドキュメンタリー。高城は「ちょっと照れくさい」と赤面しながらも、「自分たちを振り返るきかっけになった。等身大の今の私たちがたくさんいる」とアピールした。

オファーを聞いたときは「撮れ高あるのかな?」と心配になった高城。「最初に聞いたときNHKさんのほうかなとか、バイオリンのほうかなとか、失礼なことを言ってしまった。まさかそれが本編に使われているとは」と打ち明けて笑わせ、「追ってくれるありがたさもあり、不思議な感じ。10周年のときもドキュメンタリーになりましたが、そのときには結婚観やアイドル観について聞かれなかったので話していませんでしたが、今回は聞いていただいて新鮮でした」と取材を振り返った。

舞台挨拶では酒井監督による追加インタビューが実施された。「最近体力の限界を感じると言っていたよね?」と話題を振られると、高城は「以前はライブが終わって朝まで起きて、自分たちのニュースを朝の番組で見るのが恒例だった。でも朝まで起きられなくなった。ライブ翌日は目覚めが悪かったり、階段の息切れが激しくなったり、筋肉痛も2日後にくる。できることはないかと自宅でトレーニングしています」と打ち明けた。

さらに「最近は野球にハマっている」といい、「プレイする側に回りたい!」とにんまり。「友達を『草野球しない?』と誘っているんです。さすがに急に試合をするとケガしてしまうので、4月あたりからトレーニングしようと話が進んでおります。頑張ります!」と宣言し、観客の声援を受けた。

また酒井監督から「昔は首がもげるんじゃないかと思うくらい激しいダンスだった。それを変えたのはなぜ?」との質問が。10代の頃は激しいダンスが高城の代名詞だったが、「グループを続けたい。もっと成長した姿を見せたい。だから変化したい」という思いから、「体の動かし方を少しずつ直しました」と回想。ダンスを変えることに対しては「モノノフさんがもう現場に来てくれないかも」と葛藤があったが、「信頼関係があるから大丈夫だと思えた」とファンのおかげで決心できたという。

高城は今回のドキュメンタリー制作をきっかけに「改めて将来のこと、モノノフさんたちのことを考える時間が増えた。目標や将来の自分たちの姿と向き合いながら、考えなければいけない」と決意を新たに。そして「どんなことがあろうとも、ももクロは続けていきたい。ももクロが変化しても誰かの希望でいたい。続けることにこだわりたい」とアイドル継続を誓った。

■映画祭概要■

正式名称:TBSドキュメンタリー映画祭 2022

開催期間:3月18日(金)〜3月24日(木) 7日間

開催場所:(東京)ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国順次開催

公式HP:

 公式Twitter:@TBSDOCS_eigasai

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