上越市立水族博物館「うみがたり」(同市五智2)は19日から、大水槽を活用した常設パフォーマンス「舞鰯(まいわし)シャイニーイリュージョン」を開始した。
同館「うみがたり大水槽」では約2万匹のマイワシを飼育。マイワシの群れで泳ぐ習性を利用し、水槽内3カ所から時間差で餌を放出することで、マイワシの群泳を水槽内で起こしている。
マイワシは音楽に合わせ、統制の取れた動きで水槽全体をダイナミックに泳ぎ回る。大水槽は3階から2階にかけて、さまざまな場所から見ることができ、それぞれ異なる美しさになることも特徴。天気の良い日は屋外から入る自然光がマイワシのうろこに反射し、幻想的な姿が見られるという。
20日にパフォーマンスを観賞した須本結羽さん(6、長野県松本市)は「虹色で、きらきらしていてかわいい」と話していた。
舞鰯シャイニーイリュージョンは1回5分程度で、午前10時45分から午後3時45分まで1時間に1回実施。季節により変動する。