阪神、鷹戦力外の育成・渡邉雄大と支配下契約を発表「この日を目標にやってきた」

阪神・渡邉雄大【写真:荒川祐史】

背番号128→92に変更「少しでも日本一の力になれるよう投げていく」

阪神は22日、育成選手の渡邉雄大投手と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「128」から「92」に変更される。昨季限りでソフトバンクを戦力外になって再起を目指した30歳左腕は「昨年戦力外になって阪神タイガースに声をかけていただいてから、まずはスタートラインだと思って、この日を目標にキャンプでもやってきたので、素直に嬉しいです」と喜んだ。

渡邉は2017年育成ドラフト6位でBCリーグ・新潟からソフトバンクに入団。2020年に支配下契約を勝ち取ったが、2021年までの2年間で通算9試合で0勝0敗、1ホールド、防御率3.18。昨季限りで戦力外となり、今季は阪神と育成契約を結んでいた。

オープン戦では5試合で計4回1/3を投げて0勝1敗、防御率4.15。キャンプからの日々を振り返り「タイガースはいいピッチャーがたくさんいる中で、やっぱり1軍に残る、支配下登録を勝ち取るということは、そんなに簡単なことではないと感じていました」と語る。

背番号が2桁となり、晴れて1軍戦力に。目の前に迫る開幕に向け「ここからはチームが日本一に向かってやっていくので、僕もそこに向かって、1アウトでも、少しでも日本一の力になれるよう投げていく、ただそれだけです」と語った。(Full-Count編集部)

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