SNSフォロワー多数、未来大使の発信力拝借 魅力PRで栃木県

SNSのフォロワー数が多い「とちぎ未来大使」

 栃木県は新年度、県が委嘱する「とちぎ未来大使」に旬の県産品や情報を届けて会員制交流サイト(SNS)などで発信してもらう取り組みを始める。多数のフォロワーを持つ未来大使の影響力を通じて、本県の魅力を広くPRするのが狙い。事業費として新年度予算に920万円を計上した。

 県によると、22日現在、本県とゆかりがあり文化、芸能、スポーツなどの分野で活躍する計401組を大使に委嘱している。

 県は大使としての活動に役立ててもらうため広報誌「とちぎ県民だより」を送るなどしていたが「県が提供する情報に面白みがなく、大使の発信につながっていない」(県デジタル戦略課)との反省点も出ていた。

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