【DeNA】新加入の抑え候補 クリスキー会見「競争勝ち抜いて活躍」 新球の習得にも意欲

今季から加入し、活躍を誓ったマルセリーノ(左)とクリスキー=横浜(球団提供)

 横浜DeNAに今季加入した抑え候補のブルックス・クリスキー(28)=190センチ、86キロ、右投げ右打ち=と、育成契約のハンセル・マルセリーノ(19)=191センチ、82キロ、右投げ右打ち=の両投手の入団会見が23日、オンラインで行われた。

 米国出身のクリスキーは150キロ超の直球、スプリットを武器にクローザーとして期待される。3月中にも2軍での実戦登板が予定され、「日本の野球はレベルが高いが、競争を勝ち抜き、1年を通して活躍できる選手になりたい」と誓った。

 新たな球種の習得に乗り出していることを明かし、「真っすぐ、スプリット、新球を組み合わせることで打者を抑えたい」とクリスキー。日本語の学習にも興味を抱いているという。同席した三原一晃代表は「奪三振能力が高く、チーム内でクローザーを争えると期待している」と話した。

 一方、ドミニカ共和国出身のマルセリーノはトライアウトを経て加わった。将来性のある先発候補は「持ち味はスライダーとチェンジアップ。入団できて、とてもうれしく思っている」と表情を緩ませた。

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