佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)で飼育中のトキ1羽が死亡

新潟県佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)は23日、飼育中のトキ1羽の死亡が確認されたと発表した。

死亡したのは2005年4月21日生まれのオス。このトキは佐渡トキ保護センターのケージ内で飼育しており、長らく跛行状態で治療のうえ経過観察をしていた。21日の8時30分ころ、職員が給餌の際にうつぶせに伏せている状態で死亡しているのを確認した。

センターによると死亡原因は、趾瘤症(しりゅうしょう)および関節炎に起因する敗血症による死亡と思われる。また、鳥インフルエンザの簡易検査は陰性だったという。

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