〈動画あり〉飛躍の一年に 上越高サッカー部 今季の必勝祈願 春日山神社を参拝

 近年、進境著しい上越高サッカー部は20日、春日山神社を参拝し、今シーズンの必勝祈願を行った。

 チームは元Jリーガーの藤川祐司監督(34)が就任6年目となった昨季、全国選手権県予選で上越勢41年ぶりとなるベスト4に躍進。新潟や中越勢が強い本県高校サッカー界に風穴を開けた。今季は4月10日に県1部リーグが開幕。新1年生を入れると部員は100人を超え、リーグ戦には計4チームを送り出し、チーム力を底上げする。

 必勝祈願には新2、3年生70人と指導者6人が訪れた。風間常樹彦宮司から藤川監督と伊東諭良(ゆら)主将(新3年)らが代表して玉串を受け取り、神前にささげた。

風間宮司から玉串を受け取る伊東主将。部員と共に必勝を祈願した
春日山神社を訪れた上越高サッカー部メンバー

 伊東主将は「チームとしても個人としても飛躍の一年にしたい。日頃の練習から全員で切磋琢磨(せっさたくま)していきたい。昨年を超えられるよう、北信越プリンスリーグ昇格、インターハイと選手権の県予選で決勝進出を目指したい」と話した。

 冬期間は新しく、ピッチ脇に整備した筋トレルームなどで体を鍛えてきた。藤川監督は「新しいシーズンが始まることを実感し、身が引き締まる思い。積み上げてきたものを開幕に出したい。選手たちは学校でも中心的な存在で頼もしい。全ての面でレベルアップし、トライしていきたい」と言葉に力を込めた。

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