神奈川県は23日、緊急速報メールを活用した土砂災害警戒情報の配信地域に横須賀、鎌倉など6市を追加し、運用を始めた。これにより、同情報がスマートフォンなどに自動的に通知される地域は28市町村に拡大した。
ほかに配信対象に加わったのは、平塚、秦野、座間、綾瀬の各市。メールでは、各市町村が発令する避難指示などに注意するよう呼び掛け、自主的な避難行動を促す。
同情報は、豪雨や台風で崖崩れや土石流などの恐れが高まった地域に対し、県と横浜地方気象台が共同で発表する。5段階の警戒レベルで上から2番目のレベル4に相当し、大雨警報の発表段階より危険な状況を意味する。