勾留中の50代男性が死亡 死因は不明 沖縄・浦添署

 沖縄県の浦添署は24日、同署の留置場に勾留されていた50代男性が救急搬送され、本島中部の病院で死亡が確認されたと発表した。男性が留置場内で暴れていたため、用具を付け手足を拘束したところ、その20分後に意識不明になり、救急搬送されたが午後8時43分、死亡が確認された。死因は不明。

 県警によると23日午後4時30分ごろ、留置場にいた男性が大声を出したり、両手で金網を激しくたたくなどして暴れていた。警官が行動を抑えるように再三警告したが、聞き入れられなかった。午後5時10分ごろ、男性の行動を制限するため、警官が男性に手や足の行動を抑える用具を付けた。その20分後、呼び掛けに応じなくなったため、用具を外し、119番通報した。男性に出血などはなかったという。

 署は今後、司法解剖するなどして死因の特定を急ぐ。
 
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