NAVITIME機能拡充、区間ごとの移動手段変更機能提供開始

株式会社ナビタイムジャパンは、「NAVITIME」のWebサービス(PCブラウザ)にて、区間ごとの移動手段変更機能を提供する。3月17日付のプレスリリースで明かした。

今回の機能拡充では、「トータルナビ」でルート検索後、出発地および目的地から最寄り駅(バス停・空港を含む)までのルート結果に、移動手段の変更オプションが表示される。さらに、徒歩、自転車、タクシー(車)の区間を、それぞれ徒歩、自転車、タクシー(車)に変更可能だ。ユーザーが実際に利用する移動手段を指定して再度検索し、ルート全体の所要時間と料金(電車運賃、タクシー料金など)を確認できる。ファースト・ラストワンマイルの移動手段を変更できることで、より多くの選択肢から移動手段を選ぶことが可能だ。

ナビタイムジャパンでは、複数交通手段を組み合わせた最適なルートを検索できる独自の経路探索エンジンの開発を行っている。今回の機能拡充では、この経路探索エンジンのチューニングを行い、移動手段の設定を区間ごとに設ける改修を実施した。

従来のルートでは、出発地から目的地までの移動手段の設定を同一にしていたため「徒歩+公共交通+徒歩」「徒歩+タクシー+徒歩」といったルートが表示されていた。今回の更新により、「自転車+公共交通+徒歩」「タクシー+公共交通+自転車」など区間ごとに異なる組み合わせのルートを表示できるようになった。同機能は今後、スマートフォンブラウザやアプリ版の「NAVITIME」での提供や、公共交通機関を移動手段として指定できるようにする対応も検討しているという。

「NAVITIME」Webサービス
PCブラウザ画面

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