パナソニック、ライブ映像制作プラットフォーム「KAIROS」のバージョンアップV1.2を発表。入出力数拡張、オーディオ機能を充実

パナソニック株式会社の社内分社であるコネクティッドソリューションズ社は、同社のライブ映像制作システム「IT/IPプラットフォームKAIROS(ケイロス)」の新バージョン(V1.2)を2022年4月に無償提供する。

新バージョンでは入出力の新方式「アジャイルI/O」により入出力数を拡張しているほか、多彩なインターフェースにおけるオーディオ入出力のサポート、オーディオミキサーの機能向上、オーディオプレーヤーの追加などオーディオ機能の充実を図った。

今回のバージョンアップにより、ハードウェアを更新することなく、より大規模なライブ制作が可能になるという。バージョン1.2のアップグレード項目は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 入出力に新方式「アジャイルI/O」を採用。ソースに応じた帯域を柔軟に割当てることにより、ハードウェア更新なしに入出力数を最大64入力/40出力に拡張
  • NDI/SRT/RTMP/RTSP入出力でオーディオをサポート。NDI/SRTは各16チャンネル、RTMP/RTSPは各8チャンネルのオーディオ入出力に対応
  • SDI出力でエンベデッドオーディオをサポート
  • オーディオミキサーを機能アップ。PFL(プリフェーダーリッスン)、オーディオモニター出力、その他さまざまな機能を追加。こちらの機能はオーディオミキサーオプションAT-SF005が必要です
  • オーディオプレーヤーを追加。オーディオファイル(WAV/MP3/Ogg/FLACに対応)を取り込み、4CH/48kHz/24bitオーディオの再生が可能

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