1年間頑張ったね 和歌山県内の学校で修了式

担任から連絡簿を受け取る児童(24日、和歌山県上富田町朝来で)

 和歌山県内にある多くの小中学校と高校、特別支援学校で24日、修了式があった。児童生徒は1年間を振り返り、新学年に向けて目標を新たにした。

 上富田町の朝来小学校では、新型コロナウイルスの感染リスクを減らすため、校内放送を使って修了式をした。前日に卒業した6年生77人を除く1~5年生377人が、各教室で泉利明校長のあいさつや春休み中の注意事項を聞いた。

 泉校長は「どのようなことを学んだのかを振り返り、来年度に生かしてほしい。みんなでもっともっと素晴らしい学校にしていきましょう」と呼び掛けた。

 その後、児童は連絡簿(修了書)を受け取った。1年1組の教室では、担任教員が「1年間よく頑張りました」などと話し、一人一人に手渡した。

 古久保橙明君(7)は「1年生では計算を頑張った。字を書くのが好きなので、2年生では国語をもっと頑張りたい」。井平陽舞莉さん(7)は「先生が飼っているペットの話を聞くのが楽しかった。2年生では、算数の九九と1年生のお世話を頑張りたい」と笑顔を見せた。

 県内にある多くの小中学校、高校、特別支援学校は、新年度の始業式を4月8日に予定している。

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