JR岡山駅前のビル屋上で都市養蜂スタート 約8万匹のミツバチを飼育

JR岡山駅近くのビルの屋上でミツバチを飼うプロジェクトが始まりました。

JR岡山駅前にある9階建てのビルの屋上に巣箱4つを置き、約8万匹のセイヨウミツバチを飼育します。

天満屋グループの「丸田産業」が、岡山大学やJA岡山中央会などと連携して立ち上げた「おかやまミツバチプロジェクト 桃太郎ハニーラボ」が始めたものです。

(丸田産業/伊原木省五 社長)
「ミツバチとの共生を図りながら、街中で街の自然環境を考える機会にしたい」

プロジェクトは、ミツバチを通して生態系を学ぶ「環境教育」、街の中心部の「緑化促進」、蜂蜜を使った商品を開発する「地域振興」を目的としています。

都市部のビルの屋上などでミツバチを飼育する「都市養蜂」は、2006年に東京・銀座で始まるなど、今や全国100カ所以上で行われています。

(銀座ミツバチプロジェクト/田中淳夫さん)
「四季折々の公園だけじゃなくて街路樹の蜂蜜が入ってくることで、地域の凝縮した環境の味・香りが皆さんに理解されるんじゃないかなと楽しみにしている」

(丸田産業/伊原木省五 社長)
「場所を増やしていって、ミツバチによって地域がいろんな形でつながっていくように取り組んでいきたい」

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