テイラー・スウィフトの新曲を使用した映画『Where the Crawdads Sing』の予告編公開

Taylor Swift - Photo: Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Rock and Roll Hall of Fame

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の新曲「Carolina」をフィーチャーした、ディーリア・オーウェンズによる2018年の同名小説の映画化『Where the Crawdads Sing』の新たな予告編映像が公開された。

テイラー・スウィフトにとって、2021年にアルバム『Red』の再録版『Red (Taylor’s Version)』をリリースして以来の新曲となるこのトラックのプロデュースを手掛けるのは、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーだ。

<YouTube予告編:Where The Crawdads Sing – Official Trailer>

『Red (Taylor’s Version)』は、2012年から13年にかけて7週連続1位を獲得した彼女の大ヒット作『Red』の再録音源に9曲の未発表曲(“From the Vault”)を新たに追加収録した全30曲入りの再録版アルバムで、全米シングル・チャートで1位を獲得した「All Too Well」の10分ヴァージョンを含む今作は、テイラー・スウィフトにとって通算10作目の全米No.1アルバムとなった。

つい先月は、エド・シーランとのコラボレーション曲「The Joker and the Queen」が全米シングル・チャート21位に初登場し、通算86曲目の全米TOP40ヒットを記録。これにより、テイラー・スウィフトはリル・ウェインと並び、全米シングル・チャート史上、ドレイクの通算145曲に次ぐ2番目に多いTOP40ヒットの保持者となっている。

また、テイラー・スウィフトが、今年のレコード・ストア・デイにあわせて発売されるチャリティ・コンピレーション『Portraits Of Her』に参加することも発表された。2008年にスタートしたレコード・ストア・デイは、昨年、2つの日程に分けて開催されたが、15周年を迎える今年は4月23日に開催される予定だ。レコード・ストア・デイの主催者は声明の中で、『Portraits Of Her』について次のように述べている。

「RSD 2022のために、再びヴァンズ(Vans)の友人たちとタッグを組んでコンピレーション・アルバムを制作しています。この作品の収益は、オーディオ・エンジニアやプロデューサーといった女性レコーディング・スタッフを支援する組織“WE ARE MOVING THE NEEDLE”に寄付されます」

全16曲を収録した同コンピレーションには、テイラー・スウィフトの他、ガール・イン・レッド、ジュリアン・ベイカー、バンクス、プリンセス・ノキア、レイラ・ブルー、ボーイッシュ、ブリー、アリス・ロンギュ・ガオ、ローラ・ジェーン・グレイス、アジアン、ガール・ウルトラ、K・フレイ、マライア・ザ・サイエンティスト、ジュリア・マイケルズ、ジョイ・オラドクンが参加。

テイラー・スウィフトがこの作品に新曲を提供するかどうかは現時点で明らかにされていない。ソフィア・エンリケズがアルバム・ジャケットを手掛けるRSD限定レコード『Portraits Of Her』は4月23日にレコード・ストア・デイ加盟店で販売される。

また、このニュースに先立って、テイラー・スウィフトがレコード・ストア・デイの初のグローバル・アンバサダーに就任することも発表されている。

Written By Will Schube

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