【3/26〜、匝瑳市】飯高城などの御城印が販売開始

3月26日より、そうさ物産センター匝りの里において飯高城・天神砦・飯高砦の御城印が発売されます。

販売開始日:
2022年3月26日(土)

販売価格:
各300円(税込)

販売場所:
そうさ物産センター匝りの里(めぐりのさと)
0479-73-5015

※歴×トキにて通販も開始

NPO法人匝瑳市観光物産協会の大川理事長からコメントをいただけたのでご紹介します。

大川さんからのメッセージ

千葉城郭保存活用会の指導の下、千葉県匝瑳市にも匝瑳城郭保存活用会が立ち上げられ、中世城郭や山城を活かした町おこしがいよいよ始まります。

山城ガールむつみさんのデザインによる匝瑳市での御城印発行2城目3城目4城目となる3種類が同時販売開始となります。

これらのお城は飯高城防御のために築かれた城郭群です。

匝瑳市の新たな観光スポットとして、ご注目いただければと思います。また、あわせて、御城印も末永くご愛顧いただければと思います。

デザインを担当された山城ガールむつみさんからもコメントをいただけましたのでお読みください。

山城ガールむつみさんからのメッセージ

飯高城は現在の飯高寺(はんこうじ)周辺が城域とされていて、南方には飯高城の支城とされる飯高砦、新砦、さらに東方には天神砦が築かれています。これらのことから、広義の飯高城はかなり大規模であると考えられます。

飯高寺の地にかつて存在した飯高城の御城印には、江戸時代に建てられた山門をモチーフにしました。あわせて、飯高氏の出自である千葉氏の家紋「月星」、千葉一族の家紋「九曜」をデザインしました。さらに、徳川家の家紋「三つ葉葵」をデザインしました。飯高寺は徳川家康から寺領30石の寄進を受け、さらに家康の側室「お万の方」と繋がりが深い寺です。お万の方は、正木氏の出で、日蓮宗に深く帰依しており、飯高寺に今に残る妙見菩薩もお万の方の奉納によるものです。そのことから、御城印には、妙見菩薩をイメージし描きました。さらに、お万の方は講堂を寄進するなど、飯高檀林の繁栄に尽力しました。

天神砦は飯高城の東方300mほどの台地に築かれた城郭で、飯高城防衛を担う城郭群の一つだったと考えられます。
天神砦の御城印には、飯高城の築かれた台地や地形がわかる地図をデザインしました。
あわせて、飯高氏の出自である千葉氏の家紋「月星」、千葉一族の家紋「九曜」をデザインしました。さらに、天神砦の主郭には天神社が鎮座することから、梅の花をモチーフにしました。天神社の境内に立つ巨木もデザインしました。

飯高砦は現在の妙福寺裏山に築かれた城郭で、山頂には飯高神社が鎮座しています。飯高城の南方800mに位置するため、新砦、天神砦などと連携して飯高城防衛を担う城郭群の一つだったと考えられます。
飯高城の築かれた台地や地形がわかる大正時代に描かれた飯高寺の絵図をモチーフにしました。あわせて、飯高氏の出自である千葉氏の家紋「月星」、千葉一族の家紋「九曜」をデザインしました。

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