札幌市で、焼き鳥や精肉などの工場直売所が続々とオープンしました。安い・新鮮・うまいの三拍子に加え、待ち時間が少ないことで注目を集めています。
札幌でも人気の焼き鳥専門店「串鳥」も参入するなど、勢いに乗っている工場直売所…。
一体どのような商品を販売しているのか。工場直売所ならではのコスパ最強グルメを取材しました！
「串鳥」の工場直売所がオープン
札幌市民におなじみの焼き鳥専門店「串鳥」が、札幌市中央区に工場直売所をオープンしました。
札幌開発の阿部 哲也 広報担当課長は「コロナ禍で店の売上が非常に落ちてきた。しかし、逆にテイクアウトが好調になったので、その流れに乗ってお持ち帰り専門店を立ち上げました」といいます。
待ち時間の大幅短縮にリーズナブルな価格設定
札幌市内で30店舗以上を運営する串鳥。コロナ禍でテイクアウトの売り上げは約1.5倍に増えましたが、テイクアウトの販売は店舗のみ。そのため、1時間以上お客さんを待たせてしまったことも…。
今回、工場直売所を作ったことで電話での予約を受け付け、待ち時間を大幅に減らすことができました。
待ち時間の短縮だけでなく、リーズナブルな直売所価格で購入できるのも魅力です。人気メニューの鳥精肉やつくねをはじめ、約30種類すべての焼き鳥を店舗の通常価格より1本当たり10円安く設定しました。
札幌開発の阿部広報担当課長は「店舗の裏に工場が併設していて、そこで作った焼き鳥を直接納品する。そのため、輸送コストを下げられる」と安さの理由を話します。
訪れたお客さんは「時間ぴったりに買うことができるし、ちょっとお安いんですよ。それもありがたいです」と喜びの声をあげていました。
串鳥 工場直売所
住所：札幌市中央区南3条東5丁目2（札幌開発株式会社 中央東工場1F）
営業時間：午前11時〜午後8時（L.O.午後7時30分）
定休日：火曜日（※祝日の場合は翌日）
電話番号：011-212-1505
Webサイト：https://kushidori.com/tyokubaisyo/
精肉店「お肉のつぼ直売所」がオープン
2月末には、白石区に「お肉のつぼ直売所」がオープンしました。
精肉店が営む直売所で、味付きカルビやホルモンなど100種類近い肉を冷凍で販売。北海道産の和牛、豚、鶏の精肉を加工する工場に併設し、加工したその日のうちに鮮度抜群のまま急速冷凍しています。
価格は、1袋150～200gで390円から。小売店で買うより3割以上安くなっています。
24時間のセルフレジや種類豊富なお弁当
また、お肉のつぼ直売所は、コロナ禍で定着しつつあるセルフレジの無人販売で24時間営業しているのも特徴です。午後7時以降は、ラインで友達登録をして発行された会員番号で鍵を開けて入店が可能。
お肉のつぼ直売所の蔵本 博文さんによると「このご時世、色々な時間帯で働いている人がいる。主婦や家庭で美味しいお肉を時間を気にせず買えるよう、24時間営業にした」とのこと。
お弁当も充実しており、ボリュームたっぷりの焼肉弁当は、濃い目に味付けした牛肉を贅沢に200グラム使用。また上質な和牛を使った肉汁たっぷりのハンバーグ弁当などは、精肉店ならではボリュームと値段です。
工場併設の直売所だからできる、コスパ最強グルメ。食卓の強い味方になりそうですで、目が離せません。
お肉のつぼ 製作所・直売所
住所：札幌市白石区栄通20丁目12-1 アブレスト栄通
営業時間
平日：午前11時〜午後7時（L.O.午後7時30分）
土・日・祝：午前10時〜午後7時
定休日：第一月曜日、水曜日
電話番号：011-859-1129
Webサイト：https://onikuno-tsubo.com/
＊みんテレ3月16日OAのものです
（上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください）
