新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジ(IC)ー新秦野IC間の開通を記念した「走り初め、歩き初め」イベントが20日、秦野市内などで行われた。抽選で選ばれた参加者約2400人は、開通前の高速道路から丹沢の山並みや秦野盆地などの景色を楽しんだ。
市が主催し、秦野丹沢サービスエリア(SA)予定地を起点に「ファンラン」2コース、「ウオーク」1コースの計3コースを用意。新型コロナウイルスの感染防止策として一斉スタートは行わず、タイム計測や順位表彰も行わなかった。
ウオークの部は同SAー羽根トンネル間の約4キロメートルを往復。あいにくの曇り空となったが、参加者は開通後は歩くことができない高速道路上を歩き、真新しい標識や高架区間から望む景色を撮影して思い思いに過ごしていた。