神奈川のキャンプ場『リッチランド』をレビュー! 露天風呂や小川で東丹沢の自然を満喫

横浜や箱根などの観光地のイメージが強い神奈川県ですが、西部地域には自然豊かなキャンプ場がたくさんあります。今回ご紹介するのは、神奈川県清川村のキャンプ場『リッチランド』。東丹沢地域に位置するリッチランドは、静かな雰囲気の林間サイトでキャンプを楽しめます。また、キャンプ施設利用者は無料で使える露天風呂付き!神奈川県でのキャンプを計画している人は、要チェックです!

神奈川県東丹沢のキャンプ場『リッチランド』の概要をチェック!

まずは、リッチランドの概要についてお伝えします。アクセスや近隣の買い出しスポットをチェックしていきましょう!

リッチランドへのアクセス

筆者撮影

リッチランドは、神奈川県唯一の村である清川村にあるキャンプ場。

リッチランドへ車で向かう場合、新東名高速道路『伊勢原大山I.C.』からは約20分、東名高速道路『厚木I.C.』からは約30分となっています。

公共交通機関を利用する場合は、小田急線『本厚木駅』からバスに乗り『坂尻』で下車後、徒歩20分です。

受付では一部QRコード決済が可能

筆者撮影

リッチランドに到着したら、入り口手前の駐車場に車を停め、受付を済ませましょう。

支払いは現金のほか、PayPay・LinePay・auPayが利用可能。キャッシュレス派には嬉しいですね!

受付ではインスタント食品やアルコール飲料、お菓子などの品ぞろえが豊富。また、薪・炭・着火剤といった消耗品の購入も可能です。薪は1束500円、木炭は300円で販売されていました。

そのほかには、テントやタープなどのレンタル品の用意も。公式ホームページには販売品やレンタルの情報は掲載されていないので、利用予定の人は事前に問い合わせておきましょう。

近隣の買い出しスポットについて

筆者撮影

リッチランドから車で6分の場所には、ドラッグストア『クリエイトS・D清川店』があります。

クリエイトS・D清川店は、紙皿や割り箸、食品以外にも、焚き火用グローブや飯盒などのアウトドア用品の品ぞろえが豊富。クレジットカードや電子マネー決済も可能なので、キャッシュレス派の人でも安心してお買い物ができます。

▼クリエイトS・D清川店

また、クリエイトS・D清川店の向かいには、『道の駅清川』があります。

筆者撮影

道の駅清川は、清川村を始め、神奈川県産の野菜や特産品の品ぞろえが抜群。特に、清川恵水(めぐみ)ポークは、キャンプにピッタリの味ですよ。

なお、道の駅清川でのお会計は現金のみのとなるので、注意が必要です。

▼道の駅清川

フリーサイト・オートサイトに加えコテージ・バンガローも! リッチランドのサイトをチェック

ここからは、リッチランドのサイトをご紹介。リッチランドではフリーサイトやオートサイトのほかに、コテージやバンガローでのキャンプも楽しめます。

フリーサイトは1段下がった川沿い

筆者撮影 サイトは写真左側の1段下がったスペース。右側は駐車スペース。

リッチランドのフリーサイトは、車道から少し下がった川沿いに広がっています。フリーサイト利用者は上記写真の右側壁沿いに車を停められるので、荷物を運ぶ距離は短くて済みますよ。

フリーサイトはものすごく広いというわけではないですが、木々に囲まれて気持ち良い雰囲気。小さな川が流れているため、静かな雰囲気の中でキャンプを楽しめます。

また、フリーサイト内には3ヶ所に屋根付きのスペースが設けられています。

筆者撮影

屋根付きスペースはフリーサイト利用者であれば誰でも利用できるとのこと。雨天のキャンプ時に重宝しそうですね!

オートサイトは急坂を上った先に

筆者撮影

オートサイトは、フリーサイトの駐車スペースの奥に設けられています。オートサイトの入り口はかなりの急坂。凍結の恐れがある時期には、冬用タイヤが必須です。

オートサイトのスペースは、車1台にソロ用のテントとタープが1張りずつできるほどの広さ。

筆者撮影

フリーサイトと同様に、木々に囲まれた静かな環境の中でキャンプを楽しめます。

ただし、オートサイトの地面は土。雨の日にはやわらかくなりやすいので、ペグの固定には注意が必要です。

コテージ・バンガローは受付周辺に

筆者撮影

リッチランドでは、コテージとバンガローでの宿泊も可能です。

コテージは2人用1棟・3人用1棟・4人用2棟・6人用1棟の計5棟。また、休憩室として利用できる『もみじ』は、8人用の宿泊コテージとしても利用できるとのことでした。

コテージの利用時間は、チェックイン14:00・チェックアウト翌10:00となっています。ほかのサイトよりチェックアウト時間が早く設定されているので、注意してくださいね。

バンガローは赤い屋根の可愛らしい外観が特徴。受付から少し上ったスペースに複数建てられています。

筆者撮影

バンガローは5,500円と6,600円の2タイプ。スタッフの方に伺ったところ、「最大6人まで利用が可能だが、大人6人ではやや窮屈かもしれない」とのことでした。

各サイト周辺には炊事棟が

筆者撮影

各サイトの周辺には炊事棟が設けられています。炊事棟内にはU字溝があり、火を使った料理が可能です。

また、炊事棟には手洗い石鹸や食器用洗剤も用意されており、使い勝手は抜群。

筆者撮影

炊事棟はすべて屋根付きなので、雨の日でも安心して利用できますよ。

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リッチランドのおすすめポイント! 露天風呂や小川など癒されポイント満載

ここからは、筆者が実際に利用してわかったリッチランドのおすすめポイントをご紹介。

リッチランドは癒されポイントがたくさんのキャンプ場です!

リッチランドのおすすめポイント【1】露天風呂でゆっくりできる

筆者撮影

リッチランドのおすすめポイントの1つ目は、露天風呂でゆっくりできることです。キャンプ場内にお風呂がついていると、近隣の温泉施設までわざわざ移動する必要がなく、便利ですよね!

露天風呂のレイアウトは、5~6人が入れる広さの浴槽が3つに、シャワーが3つ。ボディーソープやシャンプーはありませんでしたが、シャワー前には固形せっけんが用意されていました。

自然に囲まれた露天風呂なので癒し効果は抜群。また、宿泊でのキャンプ・デイキャンプ・コテージ利用の場合は無料で利用できるのも嬉しいポイントです。

注意点としては、バンガロー宿泊の場合は別途入浴料金を支払う必要があること。公式ホームページの料金案内にも掲載されているので、利用予定の人は事前にチェックしておきましょう。

なお、リッチランドの露天風呂は立ち寄り湯としても利用が可能。大人720円・子供360円(3時間)で休憩室も利用できるので、近隣施設でのレジャーのあとにも気軽に立ち寄れますよ!

リッチランドのおすすめポイント【2】川で自然を満喫

筆者撮影

リッチランドのフリーサイト内には、小さな川が流れています。筆者がキャンプをした3月は水が少ない時期でしたが、夏には沢ガニを観察できるとのこと。

川の水は澄んでいてとてもキレイなので、子どもたちの川遊びにピッタリですよ!

リッチランド利用時の注意点! 定休日や焚き火のルールをチェック

ここからは、リッチランドを実際に利用してわかった注意点をご紹介します。リッチランドでのキャンプを予定している人は、事前に確認しておきましょう。

リッチランドの利用時の注意点【1】木曜日は定休日

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リッチランド利用時の注意点、1つめは木曜日が定休日であることです。平日が休みの人にとっては、予定を立てるときに気をつけたい点ですね。

ただし、8月は無休、春休みやゴールデンウィーク中は木曜日でも営業している場合があるようです。

木曜日に宿泊を予定している人は、事前に問い合わせてみてくださいね。

リッチランドの利用時の注意点【2】焚き火は直火禁止

筆者撮影

リッチランド利用時の注意点、2つ目は直火での焚き火が禁止されていることです。フリーサイト内には直火の跡がいくつかありましたが、マナー違反なのでやめましょう。

また、リッチランドでは、焚き火台のレンタルは1台のみしかないとのこと。そのため、焚き火をする場合は焚き火台を用意することをおすすめします。

ソロでもグループでも◎ リッチランドの自然と露天風呂で楽しい思い出を

筆者撮影

今回は、神奈川県のキャンプ場『リッチランド』をご紹介しました。

オートサイトでのソロキャンプやフリーサイトでのファミリーキャンプ、コテージ・バンガローでのグループキャンプなど、様々な楽しみ方ができます。

今回の記事を参考に、次回のキャンプの候補地に入れてみてはいかがでしょうか。

リッチランドの施設情報

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