発達する低気圧の影響で、26日(土)は西日本では大雨となり、26日から27日(日)にかけて、西日本から北日本では非常に強い風が吹いて、海はしけや大しけとなる見込み。

　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風、高波に警戒が必要だ。

　低気圧が黄海にあって、26日には発達しながら日本海を北東へ進み、27日朝にはオホーツク海へ達する見込み。

また、25日(金)夜までに、華中付近に前線を伴う低気圧が発生し、27日朝にかけて、発達しながら西日本から東日本の太平洋側を進む。

　これらの低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本を中心に大気の状態が不安定となりそうだ。

大雨

　26日は西日本では雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。

　26日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で九州南部、四国地方で200ミリ、九州北部地方、奄美地方で150ミリ。

　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、また、西日本から北日本の積雪の多い地域では、雪解けが進むため、融雪による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、なだれにも注意が必要だ。

暴風・高波

　26日は西日本から東日本で、26日から27日にかけては北日本で、南よりの非常に強い風が吹き、海はしけとなり、北日本で大しけとなる所がある。

　暴風、高波に警戒が必要だ。