16日に震度6弱を観測 宮城・山元町で災害ごみの受け入れが始まる

宮城県山元町では、16日の地震で壊れた家具など災害ごみの受け入れが25日から始まりました。

ごみを運んできた人からは、2021年の地震よりも被害が大きいとの声も聞かれました。

山元町内では、16日の地震で震度6弱を観測し、屋根瓦の落下やたんすなどの家具が転倒する被害が多く確認されていて、役場には処理に困っているとの相談が相次いでいました。

町では、25日から町民を対象に地震で壊れた屋根瓦やブロック塀、家具などを無料で受け入れる仮置き場を設置し、受け入れを始めました。

町民「前年もひどかったんですけどは余計ひどい感じ。どうしようもないので、ありがたいですね」「自分では処理できないですからね。あともう1回くらいだと思うんですけど」

山元町では、2021年2月の福島県沖を震源とする地震でも震度6弱を観測し、屋根瓦が落下するなど多くの被害が出ていますが、住民からは今回の方が被害が大きかったという声も聞かれ、複数回運び入れる人もいました。

町では、2021年の地震による復旧が終わっていないという人もいると思うので、可能な限り要望に応えてきたいと話していました。

災害ごみの受け入れは、5月末まです。

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