元警察官に懲役3年 執行猶予5年の判決 女児の上半身触った罪など 広島地裁

勤務中、少女にわいせつな行為をした罪などに問われた元警察官に言い渡されたのは懲役3年 執行猶予5年の判決でした。

起訴状などによりますと元尾道警察署の巡査部長 小田原弘和被告(49)は去年、勤務中に訪れた尾道市内の住宅で当時11歳の女の子の上半身をつまようじでつつくなどしたほか、当時8歳と12歳の女の子2人のスカートの中をスマートフォンで盗撮した罪などに問われていました。

25日の裁判で広島地裁の藤丸貴久裁判官は「警察官に対する国民の信頼を悪用した卑劣な犯行」と指摘。

一方で「同種のわいせつ事案と比べると執拗さや性的な意味合いは弱い」などとして懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

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