6回2失点で今季初勝利、斎藤雅樹と別所毅彦の4勝を抜いて歴代トップ
■巨人 4ー2 中日（25日・東京ドーム）
巨人は25日、中日との開幕戦を4-2で勝利し、3年連続で開幕白星発進した。エースの菅野智之投手が任された8度目の大役のマウンドで6回7安打2失点の粘投を見せ、今季初勝利。開幕戦通算5勝目となり、斎藤雅樹氏と別所毅彦氏の4勝を抜いて球団新記録を打ち立てた。打線も丸佳浩外野手が2回に弾丸ライナーの先制弾を放てば、新外国人のグレゴリー・ポランコ外野手も3安打の活躍。ドラフト1位ルーキーの大勢投手がプロ初登板初セーブの偉業を成し遂げた。
先制したのは巨人。6番で先発出場した丸が2回に右翼席へ今季1号のソロを放り込んだ。菅野は2回に中日・岡林勇希外野手の右前適時打、3回にダヤン・ビシエド内野手の右翼席への1号ソロで2点を失ったが、巨人は5回に2番・廣岡大志内野手の適時二塁打で同点。3番・ポランコがこの日3本目となる右前適時打で勝ち越し。4番の岡本和真内野手にも左翼へ適時二塁打が飛び出すなど、一挙に3得点を奪った。
7回は今村信貴投手が無失点。8回はデラロサ投手がピンチを招いたが、2死一、三塁から高梨雄平投手が登板し、好救援。9回には新人の大勢が登場し、プロ初登板初セーブをマークした。先発マスクの小林誠司捕手が5投手を巧くリードし、中日打線を封じ込んだ。中日は4番のビシエドが3年連続の開幕弾を放つなど奮闘したが、打線が続かず。立浪和義新監督は初陣を飾れなかった。（Full-Count編集部）
