三者三様「得意なもの」「好きなもの」を生かした移住 | 今週の気になる地方移住ニュースまとめ

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この記事では、3月2日から3月16日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

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自分の得意なもの、好きなものを生かして移住した3人

— 移住の形にはいろいろありますが、今回は「自分の得意なもの」「好きなもの」を大切にしながら移住した方達の暮らしの様子をご紹介したいと思います。

ニュース記事:移住して2年…コンテストで何度も優勝の「ステーキ王」 人口1600人の島にもたらした変化【愛知発】

— ステーキの焼き方を競うコンテストで、何度も優勝した経験を持つ27歳の男性。たまたま旅で訪れた島の人々の温かさに触れ、2020年に愛知・南知多町の篠島に移住しました。得意の「肉を焼く」技術を活かしてBBQレストランで仕事をしているほか、漁師さんたちから手解きを受けて、漁に出たり、魚を捌いたり。新たなチャレンジもしているそうです。

「BBQを使って篠島のファンを増やしたい」その思いを抱きながら、島での仕事も教わって溶け込んでいる。得意なことを見込まれて仕事として生かすことを期待されながら、新たな世界を学ぶことも恐れずチャレンジしている。島の方々からの応援も力に、良いバランスで生活できているのが良いですね。

— 次はこちらの女性の方をご紹介します。

ニュース記事:十和田に絵本店、3児のママ移住を機に挑戦

— 昨年8月に仙台市から移住してきた青森県十和田市の関口綾さんは、自宅の一部を改装して小さな絵本店を開きました。移住を機に新たな挑戦をしようと思い立ち「好きな絵本をツールに、子育て中の方々をサポートできたら。子連れで訪れてほっとできる、笑顔あふれる場にしたい」と意気込んでいるそう。

保育士をしていたお母さんの影響で、自身も絵本好きになり、今回の開業に至ったとのこと。「人を笑顔にするステージを丸ごと手の内に得られるもの、自分にとって今、それは絵本かな。人が集まり、つながる場にしたい。人が集まれば、そこからまた何かできる」という言葉が印象的。移住を機に、新しくチャレンジができるということは素晴らしいなと思います。

– 最後にファッションエディターとして山形に移住した女性のストーリーを見てみましょう。

ニュース記事:コロナきっかけで山形に移住したファッションエディター。仕事はどうしてる?

— 「コロナ禍、仕事はどこでもできる」と、旦那さんの実家のある山形に期間限定でUターンした昼田さん。

「防寒が第一優先になると、綺麗な服や履けない靴が当然出てきますが、おしゃれに窮屈さを感じることはありません。むしろ雪国での生活を経験することで、服における新しい視点が広がった感じ。改めて“服とは何か”ということを考えるきっかけにもなりました」と語ります。

環境を変えると新しい価値の発見にも繋がったりするものですね。ファッションから遠いところにいるという事実がむしろ、ファッションへの審美眼を磨くことになるのかもしれません。

– いががでしたか?今回は「好きなこと」「得意なこと」をベースに移住をした3人の暮らしぶりをご紹介しました。

「得意なもの」「好きなもの」をとことん生かすために移住をするのか、移住をきっかけに「好きなこと」から新しい事業をはじめてみるのか、移住して「好きなこと」への多角的な視点を手に入れるのか。三者三様の様子が伝わっていたら嬉しく思います。

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