がいしゅつ(がいしゅつ)

「がいしゅつ」(がいしゅつ)とは、「既出」の読み間違いから広がった言葉。本来の読み方は「きしゅつ」であるが、「既(き)」を「概(がい)」と読み違えて「がいしゅつ」と読んだのが発端ではないかと言われている。

意味

「がいしゅつ」(がいしゅつ)とは、「既出」の読み間違いから広がった言葉。

本来の読み方は「きしゅつ」であるが、「既(き)」を「概(がい)」と読み違えて「がいしゅつ」と読んだのが発端ではないかと言われている。読み間違いから生まれた言葉なので、意味は「既出」の「すでに出ている」と同じ。

なぜ読み間違いが広まった?

2000年代の2ちゃんねるなどのネット掲示板で、「既出」と同じ意味で使われ始めた。

なお、あくまで読み間違いであり、いかなる意味でも「概出」という言葉は存在しない。同時期の同じような読み間違い・勘違い用語として「ふいんき」「げいいん」などがあり、語尾に(←なぜか変換できない)という言葉をつけるのがブームであった。

使用例:

がいしゅつ(←なぜか変換できない):正しくは「きしゅつ」(既出)

ふいんき(←なぜか変換できない):正しくは「ふんいき」(雰囲気)

げいいん(←なぜか変換できない):正しくは「げんいん」(原因)

たいくかん(←なぜか変換できない):正しくは「たいいくかん」(体育館)

© 株式会社マレ