自民党神奈川県連会長に小泉進次郎氏選出 「日本一結束固い県連にしたい」 参院選、統一地方選へ問われる手腕 

自民党県連会長に選出後、決意表明する小泉進次郎氏=横浜市中区

 自民党神奈川県連は26日、横浜市内で役員総会を開き、県連会長に小泉進次郎前環境相(衆院11区)を正式に選出した。任期は4月1日から2年間。幹事長に梅沢裕之県議、筆頭副幹事長に加藤元弥県議を起用する。

 24年ぶりに公認候補2人を擁立する夏の参院選神奈川選挙区への対応や、来春の統一地方選での党勢拡大に向け、手腕が問われる。

 小泉氏は選出後の記者会見で「所属する全員の強みを生かし、日本一結束の固い県連にしたい」と表明。かつて会長を務めた菅義偉前首相、小此木八郎元国家公安委員長を挙げ、「お二人のような『俺に付いてこい』というリーダーシップは取れないが、物を言いやすい会長でありたい。足りない部分を支えたいと思ってもらえるよう、先頭に立って全力を尽くす」と述べた。

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