自民党神奈川県連会長に選出された小泉進次郎前環境相は26日、来春に3期目の任期が満了する黒岩祐治知事の県政運営に関し、「この2年間、新型コロナウイルス禍という前例のない課題に向き合ってこられた。その経験を踏まえ、知事が(来年の知事選について)どう考えているのか、会長就任後に聞かせてもらいたい」と述べた。県連会長選出後の会見で答えた。
自民は過去3回の知事選で黒岩氏を支援してきたが、党本部は知事選の推薦は連続3期までとしている。
黒岩知事は22日の定例会見で、知事選への対応を問われ「何も考えていない。残り1年余りの任期でしっかり(県政の)総仕上げをしていくことが最優先だ」と述べるにとどめた。