和田正人が深夜の新感覚飯テロドラマ「キキミミメシ」に主演!“妄想脚本”は四千頭身・後藤が担当

TNCテレビ西日本では3月30日に、自社制作の特別ドラマ「キキミミメシ」(深夜0:25、福岡ローカル)を放送する。同作は「食×妄想」をコンセプトとした福岡発の新感覚ドラマ。飲食店を利用した際、ふと耳に入ってくる隣の会話が気になって仕方ない…。物語は、そんな誰にでもあるような経験をきっかけに展開する。主演はドラマや映画、舞台などマルチな活躍を見せる和田正人が務める。

出張で福岡を訪れたスポーツ雑誌の編集者・大津まみお(和田)。ふらりと入った居酒屋でほかの客の会話が気になり、つい聞き耳を立ててしまう大津は、その断片から勝手な妄想を膨らましつつ、それを肴(さかな)に酒を楽しむ。

ドラマの舞台は、実在する福岡の人気飲食店。作中には店の名物料理が、シズル感たっぷりの映像と音で映し出され、視聴者の食欲を刺激する。また、個性的な店長や店の常連も。本人役のエキストラキャストとして出演するとあってリアリティーがある。

魅力たっぷりのグルメと同じく、物語の柱となる“隣の席の会話”。なんと、これも実話。実際に福岡の酒場で取材したネタが下敷きとなっており、思わず共感してしまう人も多いだろう。その会話から膨らませる主人公・大津の“妄想部分”は、四千頭身・後藤拓実が脚本を担当。本作以外にも最近、ドラマの脚本を手掛けてており、お笑い以外にも活躍の場を広げる独特な“後藤ワールド”に注目したい。

また、和田の脇を固めるキャストも見どころの一つ。福岡のみならず、関東でも人気を誇る劇団「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」の椎木樹人や、映画や舞台などで活動中の山本由貴。さらに、今や“うどんの人”として知られる岡澤アキラがサラリーマン・岡澤アキラ役として登場する。

主演の和田は「一風変わった作風だけど、きっと共感すると思うし、してほしいし、しなきゃしないで、シンプルに博多のグルメを楽しむだけで満足してもらえると思っています。己の欲を満たすことに真っすぐな男の、一晩だけの物語。腹をすかせて待っててください」とコメントを寄せている。

なお、放送終了後、FODおよびTVerでの配信も予定している。

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