東京で「沖縄黒糖フェア」 県産食材の料理や伝統菓子作りを体験 27日まで

 【東京】沖縄黒糖を通して沖縄の魅力を発信する「はいさ~い!沖縄黒糖フェア」が23日、東京都港区白金台のポップアップイベントスペース「MuSuBu」で始まった。総合プロデュース企業「八芳園」(東京都)が主催。27日までの期間中、県産品販売をはじめ、黒糖を使用した食事の提供や料理教室などが行われる。

 黒砂糖を紹介するパネルや写真のほか、サトウキビの現物も展示された。併設されたカフェでは、県内8離島の黒糖など沖縄食材を使用したルーロー飯やパフェなどを提供。沖縄と会場をオンラインで結び、県黒砂糖協同組合の宇良勇次長による解説、伝統菓子「ちんびん」づくりを体験するワークショップなども用意した。企画に携わった沖縄ライフスタイルアドバイザーで那覇市出身の玉城久美子さんは「沖縄黒糖を知ってもらう機会になり、黒糖を通して沖縄の歴史、文化に触れてほしい」と話した。

(問山栄恵、写真も)

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