5回に一時逆転を許すも、その直後に打線がつながり再びリード奪う
■ソフトバンク 6ー4 日本ハム（27日・PayPayドーム）
ソフトバンクは27日、本拠地PayPayドームで日本ハムと戦い、6-4で勝利した。新庄剛志新監督率いる日本ハムとの開幕カードで注目を集めたが、終わってみれば、3連勝。最高のスタートダッシュに藤本博史監督も「本当に嬉しいですよ。もう最高ですね」とご満悦だった。
初回にグラシアルの犠飛、栗原の2戦連発の2ランでいきなり3点を先制。5回に2番手・椎野の乱調もあって逆転を許したが、その直後に三森の適時三塁打で追いつき、今宮の内野ゴロの間に再びリードを奪った。守護神の森を休ませながらも、7回から嘉弥真、又吉、モイネロのリードで逃げ切った。
5回1死満塁のピンチでマウンドに上がり、見事に火消しした藤井皓哉投手が移籍後初勝利。指揮官も「いいピッチングをして流れをこっちに持ってきてくれましたね。広島時代はメンタルだったとも聞いているんですけど、全然マウンドでも落ち着いているし、ロッテ戦からいいところでも投げられるんじゃないですか」と称えていた。
現役時代には同じマンションに住んでいた藤本監督と新庄ビッグボス。この日は練習中に談笑し「自分が店をやっている時にお父さん来てくれていた、とかね。いい雰囲気ですねー、と言ってくれて。そっちも若い選手が多くて元気だね、と。すごい礼儀正しいですよ、本当に」と会話の中身も明かした藤本監督。見事にビッグボスを返り討ちにし、その表情も明るかった。（Full-Count編集部）
