27日にFIFAワールドカップ北中米カリブ予選が開催され、アメリカがホームにパナマを迎えた。
昨年10月の対決ではパナマに不覚を取ったアメリカ。リベンジを果たすべく、今試合では圧巻のパフォーマンスを披露する。17分にクリスティアン・プリシッチのPKで先制したアメリカは、23分にポール・アリオラがヘディング弾を沈めると、4分後にはヘスス・フェレイラがネットを揺らす。前半アディショナルタイムにはプリシッチが再びPKを決めて、アメリカが前半だけで勝負を決定付ける。
4点の大量リードを得たアメリカは後半に入っても主導権を握り、65分にアントニー・ロビンソンが左サイドからクロスを送ると、プリシッチが華麗なトラップでDFを交わす。右足で冷静に流し込み、大事なゲームでハットトリックを達成する。終盤にパナマに1点を返されるものの、最後までリードを守り切りタイムアップ。アメリカが5-1の圧勝で、W杯出場をほぼ手中に収めた。