【浦添】服飾デザイナーでクレイズ総合文化学院の神山惠子学院長がこのほど、男性向けかりゆしウエアのデザインなどを指南する「アドバイス本」を作成した。全29ページで構成され、かりゆしウエアの基本的な型や襟の種類、布地の使い方など、かりゆしウエアを選ぶ際のポイントや製作する際の助言などが分かりやすい文体で書かれている。
アドバイス本は学院生徒からの要望などを受けてつくった。神山さんは男性用かりゆしウエアについて「メンズ向けはバリエーションが少ない。襟の形で個性を表現できる」と語る。学院運営の傍ら「変化を楽しむ」をテーマに毎年、一点物のかりゆしウエアを製作する神山さんは「ファッションは人生をデザインするためのもの。多くの人にファッションを楽しんでほしい」と語った。
教本に関する問い合わせは（電話）090（6863）1778（神山）。
（吉田健一）
