幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝した輝かしい実績を持ち、国内外のジャンルを超えて三味線の可能性を追求してきた上妻宏光。 そんな上妻が津軽三味線の醍醐味である“生音”にこだわりマイクを使わず独奏を披露する『生一丁！』公演は2001年から開催しており、今年で通算150公演に到達する。 今回は、真髄である津軽五大民謡から各公演にゲストを招き新たな境地を披露する予定だ。 上妻は「デジタルを通してのコミュニケーションを取ることが多くなった今。人間本来が持つリアルな感覚に接することが激減しています。僕は音楽を通して皆さんとリアルなコミュニケーションがしたい」と意気込みを語っており、リアル空間で上妻宏光が魅せる一流の技術と真髄である“生音”の響きをぜひ体感していただきたい。
また、最近の活動としてＮＨＫが民謡への取り組みをPRする広報映像に、上妻宏光が出演中。 「民謡×NHK “和の音で踊ろう！”」をコンセプトとした民謡の伝統的なリズムで踊る、言わば“現代の民謡”として、様々な番組の合間にオンエアされている。 上妻のプロデュース（演奏）と、ダンサー TAKAHIROの振り付けによって聴覚と視覚だけでなく、身体全体を使って日本の音とリズムを感じられるような仕上がりとなっており、今後も随時放送されていく予定だ。 また、NHK総合『民謡魂～ふるさとの唄～』の番組内で、番組司会を務めるTOKIO 城島茂と共に民謡をフィーチャーした新たな音楽を生み出すプロジェクトでもこの楽曲を取り上げていく予定だという。
