まん延防止解除初の週末 街に少しずつにぎわい戻る 高松市では大道芸のイベント開催

26日と27日は香川県で約2カ月間続いたまん延防止等重点措置が解除されて初めての週末でした。高松市で開かれたイベントには多くの人が訪れ、少しずつ街ににぎわいが戻ってきました。

高松市のサンポートで26日と27日に開かれた「たかまつ大道芸フェスタ」は、2021年10月に開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていました。

参加した15組の中で特に注目を集めたのは、東京オリンピックの開会式でピクトグラムのパフォーマンスを行ったGABEZの2人。観客を巻き込んだパントマイムで会場は笑顔に包まれました。

27日は、同じサンポートでさぬきマルシェも開かれました。28の店が並び「麦とパン」をテーマにした食材や料理が集まりました。

東かがわ市五名で獲れたイノシシとシカの肉を使ったジビエバーガーは、開始3時間で用意した160個が売り切れました。

さぬきマルシェは毎月一回開かれていますが、まん延防止措置の影響で1月以来の開催となりました。新型コロナが流行する以前は1万人近くの人が訪れていましたが27日は4296人でした。

約2カ月間続いたまん延防止措置が解除されて迎えた初めての週末。街には少しずつですが、にぎわいが戻りつつありました。

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