SDGs私募債 6社発行分を宮銀引き受け

 宮崎銀行は25日、6社が発行した「みやぎんSDGs応援私募債(愛称・With未来)」計2億8千万円を引き受けたと発表した。
 同私募債は企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを応援する。発行した6社の名称と本社所在地、発行額、取り組み内容、寄付先は次の通り。詳細は同行ホームページで。

▽エンラボ(宮崎市、金納健次郎社長)5千万円、「誰もが自信を持てる社会をつくる」を企業理念に成人向けの自立訓練や就労移行支援、児童向けの保育所など訪問支援事業を多機能型で提供、宮崎県

▽桐原商事(三股町、桐原剛社長)5千万円、従業員の個性や多様性を尊重し働きやすい職場環境を整備し、ミスや無駄のない職場づくりを目指す、宮崎県

▽ジェイ・アール・イー(延岡市、矢野良輝社長)7千万円、営業車両を順次ハイブリッド車へ切り替えることで温室効果ガス排出削減に取り組む、日本赤十字社県支部

▽食材ネットワーク(宮崎市、松永哲郎社長)5千万円、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」などの認定工場から食材を取り扱うことで、メーカーに安心安全な商品の提供や食品ロス削減に寄与、ピンクリボン活動みやざき

▽富士工業(宮崎市、河野武弘社長)3千万円、測量・地質調査を通じて県内経済の発展に貢献、宮崎県

▽森山工業(延岡市、森山和真社長)3千万円、外国人技能実習生の実習環境整備に注力し、発展途上国の経済発展を担う人づくりに貢献、高等教育コンソーシアム宮崎

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