ベイスターズと横浜M、ともに「30周年」 6月に特別ユニホーム着用、オンラインでも販売へ

30周年の特別コラボレーションユニホームを着用する(左から)横浜DeNA・山崎と横浜M・仲川(球団提供)

 プロ野球の横浜DeNAとサッカーJ1の横浜Mは28日、両チームの30周年を記念したイベント「I☆YOKOHAMA SERIES」を開催すると発表した。横浜DeNAは6月28~30日の阪神戦(横浜)、横浜Mは同25日の柏戦(日産ス)で共同制作した特別ユニホームを着用する。

 横浜市を本拠地とする両チームのコラボレーションが実現した。横浜DeNAは「ベイスターズ」の球団名を冠して30周年、横浜Mはクラブ創設30周年。「スポーツを通じて横浜の街を、皆さまの人生を彩りたい。世界に誇るスポーツ都市にしていきたい」との思いをユニホームに込めた。

 デザインはハマを象徴するれんが調の街並みになじみやすいネイビー色を基調とし、横浜市花・バラを表現したピンク色のラインを襟元にあしらった。普段使いもできる仕上がりとなった。

 オンラインで会見した横浜DeNAの山崎は「格好いいなと思ったし、愛着が沸きそう。なかなか着ないカラーで斬新」と笑顔。横浜Mの仲川は「バラのピンクのアクセントはめちゃくちゃかわいいし、おしゃれ。コラボを毎年続けて、横浜の街を少しでもスポーツで盛り上げたい」と意気込んだ。

 両チームの看板選手でもある2人は、1992年生まれの同世代。初対面を果たした山崎は「勇気やパワーを与えるプレーを見せたい」と言えば、仲川も「見ている人が楽しむプレー、得点を取って勝つ試合をより多く表現したい」と誓い合った。

 ユニホームは横浜DeNAは28日から、横浜Mは4月中旬からオンラインで販売。詳しくは両チームの公式ホームページへ。

© 株式会社神奈川新聞社