性加害報道の木下ほうか、所属事務所から解雇 事務所側は「大変遺憾」と激怒

複数女優への性加害疑惑が一部で報じられた俳優・木下ほうかが、28日付けで所属事務所「カクタス」からマネジメント契約を解消された。同事務所の公式サイトで発表された。

木下は23日に週刊文春のニュースサイト「文春オンライン」で、2人の女優への性加害が報じられた。この日、事務所はサイトで「木下ほうかの行為により傷つき被害を受けた方々に、まずは心よりお詫び申し上げますとともに、この度の報道に際し、関係者皆様にご迷惑ご心配をおかけすることとなりましたことを、お詫び申し上げます」と謝罪。「現在報道されています内容等、事実関係を確認中ではございますが、本人と話し合い、その合意のもと、この度、2022年3月28日をもちまして弊社と木下ほうかとのマネジメント契約を解消することとなりましたことをお知らせいたします」と明らかにした。

さらに「バイプレイヤーとしてもっと大きな役者を目指していましたところ、今回の報道の内容により多くの方々に大変不快な思いをさせてしまい、また業界に携わる皆様のイメージを傷つけ信頼を揺るがす事態を招くものとなっておりますことを、大変遺憾に思っております」と、木下への憤りも記述。4月5日スタートのNHKドラマ「正直不動産」(火曜・後10・00)への出演も予定されていたが、「今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました」と説明した。

(よろず~ニュース編集部)

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