新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で28日、9人の死亡と、10歳未満～100歳以上の男女3525人の感染が新たに確認された。県内の死亡者の累計は2千人を超えた。
横浜市は3人の死亡を発表。うち2人は入院先の病院や入所施設でクラスター（感染者集団）が発生していた。横浜労災病院（同市港北区）に入院していた70代男性は24日に陽性が判明、25日に肺がんで死亡した。通所介護施設で宿泊サービスを利用していた90代女性は17日陽性が判明。25日に死亡した。
県は3人の死亡を発表。うち秦野市の70代男性はクラスターが発生した県平塚保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設の入所者だった。1月30日に陽性が判明し、2月8日に新型コロナによる肺炎で死亡した。
横須賀市が発表した死亡者の80代男性はクラスターが発生していた施設の入所者で23日に陽性が判明、27日に死亡した。
県は新たに230人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は1万7538人となった。
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防衛大学校（横須賀市）は28日、20代の学生5人が新たに感染したと発表した。
