29日午前1時15分ごろ、沖縄県糸満市西崎町のクリーニング工場「大洋クリーナー」で「焦げくさい臭いがし、黒煙が上がっている」と警備員から119番通報があった。
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工場の建物内部で火災が発生しており、通報から約5時間以上経過した午前6時半現在も、消火活動が続いている。糸満署が周辺に規制線をはるなど、現場はものものしい雰囲気に包まれている。工場内部からは「ボンッ」という爆発音が繰り返し発生している。
同工場では昨年2度の火災が確認されており、同年10月には工場内の焼却炉が爆発するなどし、2人が死傷している。
糸満市消防本部によると、けが人の有無は確認中で、これまでのところけが人などの搬送者は出ていない。市消防本部のほか、応援車両など計11台が消火活動に当たっている。
あたりには黒煙が立ち込め、消火活動を心配そうに見つめる人で目立った。近くの事業所に勤める60代男性は「過去にもこの工場では火災や爆発が発生している。安全管理は大丈夫なのか。職場が近いから不安だ」と表情を曇らせた。
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