金武町長選 仲間、山川氏の一騎打ち 8年ぶり選挙 4月3日投開票

 【金武】任期満了に伴う金武町長選が29日、告示された。届け出順に無所属の現職で3期目を目指す仲間一氏(67)、無所属新人で前町観光協会長の山川宗仁氏(44)の2人が立候補を届け出て、一騎打ちが確定した。4月3日に投開票される。

 2018年の前回選挙は仲間氏の無投票当選だったため、8年ぶりの選挙戦となる。28日現在の選挙人名簿登録者数は9014人(男性4493人、女性4521人)。仲間町政への評価や水道水からの有機フッ素化合物検出問題への対応、子育て・教育政策などが争点となる。

 期日前投票は30日~4月2日、町役場3階中会議室など4会場で受け付ける。町役場3階中会議室は各日午前8時半~午後8時。残る3会場は1~2日間の出張投票所で、30日が屋嘉地区公民館、31日が中川地区公民館、4月1日が伊芸地区集会所、同2日が屋嘉地区公民館。それぞれ午前9時半~午後7時。

 仲間氏は1955年1月15日生まれ。町金武出身。沖縄国際大中退。町教育長を経て14年に初当選し現在2期目。

 山川氏は1977年4月1日生まれ。町金武出身。沖縄国際大卒。飲食店経営。20~21年に町観光協会会長。

(岩切美穂)

© 株式会社琉球新報社