堂本光一が「The Covers」ナレーターに!「楽曲や歌手の方の魅力が伝わったら」

4月3日の放送回から9年目を迎える、NHK BSプレミアムで放送中の「The Covers」(日曜午後10:00)において、今年デビュー25周年を迎えるKinKi Kidsの堂本光一が番組ナレーターを担当することが決まった。

同番組は日本を代表するアーティストが、思い出深い名曲をカバーする音楽番組。MCはリリー・フランキーと水原希子が務め、これまでの8年間に約150組のアーティストが登場し、のべ550曲を超える名曲カバーが披露されてきた。番組ナレーションは今回が初となる堂本は、デビュー当時から日本の音楽シーンを代表するヒットメーカー・山下達郎、吉田拓郎、松本隆、筒美京平らに楽曲提供を受けてきた。KinKi Kidsとして25年にわたり、多くのレジェンドが手掛けた“時代に刻まれるヒットナンバー”を歌い続けてきた彼が、名曲とアーティストにリスペクトを込めて“声のナビゲーター”として視聴者を名曲の世界にいざなう。

初の番組ナレーション収録を終えた堂本は「今までに、自分の作品に声をあてたり、アニメの声優さんなどはやったことがありましたが、自分ではない、すてきなアーティストの方のナレーションをするというのは、とても責任を感じるというか。本当にちゃんとしなきゃダメだなという思いでやらせていただきました」と緊張の面持ち。続けて「全く自分が表に出ない、声だけで何かものをお伝えするということには興味はありましたし、自分としてはやはり、こういった声でやらせていただくお仕事って好きだなと思いました。楽しいですね、やっていて。ブースでヘッドホンをしてしゃべると、思いっきり自分の声が聴こえるじゃないですか。舞台ではまた違う鳴らし方をするし、普段テレビとかではまた違うしゃべり方をするし、ちょっとしたニュアンス、ちょっとしたアクセント、ちょっとした強弱、そういったものがすごくダイレクトに伝わるものだなと思ったので、とても繊細なお仕事だなと思いました」と新鮮な驚きだったよう。

今後は「やはり名曲って、世代を問わず聴いたことがあるとか、そういったものが名曲だと思うんですよね。なぜ自分はこの曲を聴いたことがあるんだろうな、とか。それってやはり歌い継がれているからですし。この番組のナレーションをやらせていただくというのは、そういった意味でも、すごく大事に、伝わるようにしなければいけないというような思いです。ご覧になっている方に、楽曲や歌手の方の魅力というものが伝わったら、と自分自身も思っています」と抱負を語っている。

なお、堂本が初ナレーションを担当する4月3日放送は「原田知世40周年スペシャル」をおくる。また、総合テレビでは年4回程度(木曜午後10:00)のスペシャル版の放送も決定している。

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