上越市は２９日、１２～１７歳を対象とした新型コロナウイルスワクチン追加接種（３回目）、５～８歳を対象とした同ワクチン初回接種を４月から開始すると発表した。
１２～１７歳への３回目接種は、国が同年齢層を接種対象に加える方針を示したことを受けての決定。接種体制は集団接種と個別接種（委託医療機関２８カ所）で、ともにファイザー社製ワクチンを用いる。
対象者数は約６５００人。１２～１５歳は個別接種のみで、１６、１７歳は個別接種と集団接種を選択できる。対象者へは４月６日に接種券を発送。集団接種は５月１日に上越総合病院で行う予定。
小児用ワクチン（ファイザー社製）が確保できたことから、５～８歳への初回接種を開始する。接種体制は個別接種で、対象者５７１５人へ４月８日に接種券を発送。９～１１歳を対象とした初回接種は３月７日から開始済み。
市によると２７日時点、１８歳以上の市民の３回目接種対象者は１５万１７００人。うち８万１６３１人が接種を終えている（接種率５３・８％）。内訳は６５歳以上が対象者５万９４２９人に対し接種済み５万２９８２人（同８９・２％）、１８歳以上６４歳以下が対象者９万２２７１人に対し接種済み２万８６４９人（同３１％）。
